「風と共に去りぬ」と19世紀の女たち

矯風会創立133周年記念講演会&ミニコンサート

お話: 荒 このみ さん(東京外国語大学名誉教授 アメリカ文学・文化研究者)

ピアノ:秋山浩子さん、テノール:西宏隆さん

日時: 2019年 12月 6日 (金) 午後1時~3時半(1時~1時半:祈りと賛美のとき)

会場:矯風会館 1階ホール(JR大久保駅北口徒歩2分)

入場無料

矯風会発足の母体となった米国女性禁酒同盟(WCTU)は、1874年、アメリカ・オハイオ州で誕生しました。
南北戦争は1861~1865年。この時代に女性たちはどんな生き方をしていたのか、荒先生の講演によって、21世紀に生きる女性たちの活躍を再評価する機会になると思います。
『風と共に去りぬ』を、「アメリカ南部の白人の物語だよね」と思って読まず嫌いの方がいすのは残念。
荒このみ先生が訳しなおした2015年発行の岩波文庫は、各巻末の訳者解説が充実しています。
南北戦争時代のアメリカの様子や、スカーレットの父の故郷であるアイルランド移民の背景など、
作品の世界が理解しやすくなる内容です。