刑法改正に関する要望書を提出しました

矯風会は12月1日に、安倍晋三・内閣総理大臣と岩城光英・法務大臣に
強姦罪の刑を5年以上引き上げること、性的合意年齢を18歳に引き上げること、
強姦罪等の性暴力に対して親告罪をはずすこと、近親かんを含め親など
地位を利用した性犯罪に新たな規定を設けること、
被害者が男性でも強かんと同等の扱いをすること、
強かん罪に対する公訴時効を撤廃すること、
性犯罪加害者に対する再犯防止プログラムの受講を
義務化することを要望しました。

要望書はこちら→
刑法改正に関する要望書

院内集会 10/1人身取引をなくすために

10月1日(木)矯風会も賛同団体となっている院内集会「人身取引をなくすために―人身取引対策先進国・台湾の専門家、NGO職員を招いての現状取り組み報告と意見交換」が2015年10月1日(木)13:30~ 衆議院第1会館・第三会議室で開催されます。

<ちらしより>
米国国務省が7月に発表した「2015年人身取引報告書(2015 Trafficking-in-Persons Report)」において、台湾は6年連続で、人身取引対策に関し4段階評価の最高水準の評価を受けました。
このたび人身取引問題、関し先進的な取り組みを行っている台湾から入国管理官、捜査官、人身取引被害者に特化したシェルター事務局長などの専門家を招き、特に性目的の人身取引問題に焦点を当て、台湾における人身取引問題にかかわる法整備および実際の運用事例、EU、米国、オーストラリア等の同法制度およびその執行状況についてお伝えします。また、政府とNGOの連携について意見交換をしながら考えていきます。
日時  2015年10月1日(木)13:00受付(入口で通行証を受け取ってください) 13:30開始~16:30終了
場所 衆議院第一会館第3会議室 〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1
定員 60名
対象 各党国会議員・地方議員国会議員・子どもや女性の人権をテーマに活動するNGO関係者、緊急保護施設等や女性相談センター等など直接的に児童・青少年の相談、保護、処遇、支援に携わっている方々、テーマに関心がある学生・一般の方々
その他 費用無料・逐次通訳がございます。詳しくは、院内集会チラシをご覧ください。

申込 事前申込が必要となります。定員になり次第締め切らせていただきます。

ちらしはこちら→ http://ecpatstop.jp/act/2015/09/3356

しまね性暴力被害者支援センター「さひめ」の活動

講師:河野美江さん さひめ理事・島根大学准教授・産婦人科医
日時:2015年9月30日(水) 受付:10時50分~ 11:00~12:30
場所:インマヌエル松江教会 松江市東津田町556 参加費300円
問い合わせ先:矯風会松江グループ 曽田 090-3379-8387 松浦 080-5616-6225

<ちらしから>☆性暴力被害者が安心して相談でき、必要に応じて速やかに病院での治療を受けるとともに、カウンセラー、弁護士などの支援を受けることのできるシステムを構築し、性暴力被害の救済と未然防止を図る。
☆2014年1月11日に、民間のボランティアによって発足し、4月14日には「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」となる。

ちらしはこちら→
9月30日松江

憲法24条は何を目指すか?清末愛砂さん講演

~女性や子どもに対する暴力を根絶するための社会変革と法政策について考える~
講師:清末愛砂さん(室蘭工業大学大学院工学研究科準教授)
時:  2015年9月28日(月)13:30~15:30(開場13:00)
場所:北海道クリスチャンセンター2階ホール
資料代 300円(販売中) 

ちらしはこちら→  9月28日

大切ないのちと人権を守る~女性の視点に立って~

日本キリスト教婦人矯風会は1886年(明治19年)から活動を続けてきました。それはからゆきさん救済や公娼制度廃止運動から始まり、現在の「女性と子供の人権を守る活動」へと一貫して続いています。矯風会において「性・人権部門」幹事として活動してこられた宮本潤子さんと共に、私たちの社会で起こっている問題について一緒に考えてみませんか。大勢のご参加をお待ちしています。

日時:2015年7月4日(土) 10:30~12:00
場所: 日本基督教団松本教会
参加費:300円
講師: 宮本潤子さん
問い合わせ:信州部会まつもとグループ(望月)
電話 0263-46-6360   

ちらしはこちら→ 2015年7月4日信州

人身取引問題 矯風会の取り組み~HELPディレクター報告~

2015年5月8日に政府の「人身取引対策推進会議」が年次報告を始めてまとめ、人身取引の根絶を目指して取り組むと官房長官が指示を出しました。2020年開催の東京オリンピック・パラリンピック等に向けて、他のNGOと共に政府に提言をしていく予定です。

政府の取り組みはこちら→ 
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/jinsintorihiki/pdf/honbun1.pdf

昨年度、女性のHELPは人身取引に関して下記のような活動をしました。
2014年4月  WCC(世界教会協議会)・CCA(アジアキリスト教協議会)共催、コロンボ(スリランカ)で開催された「移住労働者と人身取引に関するキリスト者国際会議」で日本の状況を発表。

2014年7月  警察庁主催「第11回人身取引事半に係るコンタクトポイント連絡会議」で「人身取引被害者支援の変遷と現状」と題して発表。関係省庁・自治体・NGOが参加。

・2014年9月 「新たな人身取引対策行動計画策定に向けた有識者ヒヤリング」に内閣官房の要請を受けて参加。外国人被害者支援対策が帰国支援に重点が置かれ、定住支援が不充分である事等を具申。

・2014年12月「人身取引対策行動計画2014(仮称)」(案)に対する意見の募集(パブリックコメント)に他のNGOとともに意見書を提出。

・2014年12月 警視庁主催「外国人女性を被害者とした人身売買事件説明会」に参加し意見交換。

また、本年5月下旬にジャカルタで開催されるCCA(アジアキリスト教協議会)総会で人身取引の取り組みを発表します。

 CCA(アジアキリスト教協議会)は28カ国のキリスト教機関が加盟している団体で、今年は5年に一度の総会が2015年5月21日から27日までジャカルタ(インドシア)開催されます。矯風会メンバーは、17日からのプリアッセンブリーにも参加し,
人身取引分科会に出席し、女性の家HELPの取り組みを発表予定です。また、総会でも同様に人身取引分科会でHELPディレクターが、自治体との協働や政府への提言活動も含めた取り組みを発表します。

前売り券完売 仁藤夢乃さん講演

7月13日仁藤夢乃さん講演会の前売りチケットは完売しました。当日券若干あり。

女性の貧困と性搾取 ~「貧困」の中に生きる少女たちのリアル~
講師 仁藤夢乃さん(女子高生サポートセンターColabo 代表)

【パネルトーク】~すべての少女に「衣食住」と「関係性」を!
 少女から搾取しない社会へ~

講師と矯風会運営のシェルタースタッフを交えた情報・意見交換。
私たち一人ひとり、それぞれの立場で何ができるか考えます。

とき 2015年 7月13日(月)14:00~(13:30開場)
ところ 矯風会館1階ホール(JR大久保駅北口から徒歩1分)
前売り券 1000円(会員800円) 当日券1200円(会員1000円) 

ちらしはこちら→ 20150713

高橋喜久江元会長がインタビューを受けました

高橋喜久江前会長はキリスト教主義の北星学園大学(北海道札幌市)が昨年12月17日に元朝日新聞記者で同大非常勤講師の植村隆氏との2015年度の講師契約を更新すると発表したことについて、「これを出されてよかったと思う。これでこそ北星学園(としての)大きな道だと思います」等、クリスチャントゥディ紙のインタビューに答えました。

記事はこちら

→ http://www.christiantoday.co.jp/articles/14997/20150107/takahashi-kikue-hokusei-gakuen-university.htm

法務省「性犯罪の罰則に関する検討会」ヒヤリングへ参加

11月28日、矯風会ステップハウス松浦所長が法務省性犯罪の罰則に関する第3回検討会ヒヤリングに参加しました。

【検討会の目的】

性犯罪の罰則のあり方についての検討

  • 強姦罪、強制わいせつ罪の親告罪規定を撤廃すべきか

■強姦罪、強姦致死傷罪の法定刑の下限を引き上げるべきか

  • 暴行・脅迫がないと強姦罪が成立しないとする現行の規定でよいか
  • 暴行・脅迫がなくても強姦が成立する年齢を13歳未満から引き上げるべきか
  • 強姦罪に該当しない一部の性犯罪について強制わいせつ罪よりも重い罪を設けるべきか
  • 強姦被害者に男性を加えるべきか
  • 未成年者が被害者の性犯罪では公訴時効を一定期間停止するか、撤廃をすべきか
  • 親子や上司と部下など立場を悪用した性犯罪に新に罰則を設けるか

詳しくは法務省HPをご覧ください。

→  http://www.moj.go.jp/keiji1/keiji12_00090.html

 

ニッキンマネー12月号 ステップ所長インタビュー掲載!

日本金融通信社が発行している女性のためのお金の情報誌「ニッキンマネー」巻頭

インタビューに当会ステップハウス所長が掲載されました!

タイトルは「被害者の生活再建を支援ーDV支援に中立はない」です。

「自分の仕事はジャッジではなく、あくまでも『被害者の生活再建の

サポートと肝に銘じている』」という所長はステップハウスの精神そのもの。

ぜひご一読ください!記事はこちら→ ニッキンマネー